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根尾谷淡墨桜(花見)へのアクセスや駐車場は?最寄りの宿泊施設やトイレも!

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こんばんわ!今日で2月が終わり、明日からは3月が始まります。
まだ外はひんやり寒いですが、そろそろお花見について考え始めている方もいるのではないでしょうか。
今回はそんな皆さんにはお花見特集として、岐阜県で有名なお花見スポットである根尾谷の淡墨桜について記事にしてみました!

 

岐阜県で最も有名なお花見スポット!根尾谷の淡墨桜とは!?

淡墨桜(うすずみざくら)とは、岐阜県の本巣市(もとすし)にある根尾谷(ねおだに)の「淡墨公園」のなかで、ひっそりと孤高に生きる 1,500歳を超えた桜のことです。

この根尾谷の淡墨桜は、岐阜県内のお花見スポットとしては最も有名で、絶大な人気を誇っているだけでなく、国の「天然記念物」にも指定されているほど「超有名な桜」です。

そんな、古き良き時代から伝わる由緒正しい淡墨桜ですが、実は70年くらい前に「枯れる寸前」まで追い込まれてしまったという話もあるようです。

しかし、そんな淡墨桜を「岐阜のある有名な医師」が見事に蘇らせたそうで、この話は淡墨桜の伝説の1つとして今でも語り継がれています。

さて、まだまだ謎がありそうなこの淡墨桜ですが、実際には「どんな桜なのかな?」って気になりますよね?

というわけで、今回は岐阜県の根尾谷にある淡墨桜について、「お花見で淡墨桜を観に行きたいけど、どこにあるの?」という方のための情報や、 最寄りの宿泊施設などについて詳しく調査していきたいと思います。

 

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根尾谷の淡墨桜の見頃やライトアップは!?気になるお花見情報!

まず、岐阜県と言われて最初に思いつく有名なものと言えば、個人差もあることながら一般的には、「白川郷」「下呂温泉」、また食べ物なら「飛騨牛」などが挙げられることが多いと思います。

そんな岐阜県ですが、実は県内に「有名なお花見スポット」 30ヶ所以上も存在しているという、日本屈指の桜の名所でもあるのです。

そして、この30ヶ所以上の有名なお花見スポットの中でも、常に上位の人気を博しているのが、この「根尾谷の淡墨桜」というわけです!

つまり、淡墨桜は誰しもが認めるほど見応えのある桜、ということなのですね。

また、淡墨桜の適正な見頃は「4月上旬から4月中旬」となっていますが、それよりも少し早い、3月下旬ころから夜間のライトアップイベントも行っています。


出典:本巣市HP

ちなみに、ライトアップを行う時間帯はや期間は毎年若干違うようで、2019年のライトアップの予定は、開催地の岐阜県本巣市のホームページでは、次のように告知されていました。

ライトアップ時間帯:18:40~21:00
ライトアップの期間:2019年3月21日(木・祝)から2019年5月6日(月・祝)

岐阜県内だけでなく全国規模で有名な根尾谷の淡墨桜は、その見頃時期になると各地より 例年20万人以上の来訪者で夜も大賑わいのとのことです。

淡墨公園で孤高にも気高く咲き誇る淡墨桜、そんな一本桜の凛々しい姿に圧倒されるのは、1,500年という樹齢もさることながら、時代と共に移り変わる人々の心を癒し続けてきた大自然の象徴としての淡墨桜を、目の当たりにしてしまったからではないでしょうか。

 

淡墨桜ってどんな桜なの?

「あわい(淡い)」と「すみ(墨)」を繋げて表現している淡墨桜ですが、実はこの名前の由来にふさわしい「ある特徴」を持っていることで有名なのです。

では、そんな淡墨桜の「ある特徴」とは、いったいどんな特徴だと思いますか?

それは、花が散るときに「淡墨桜の花びらが薄い(淡い)墨色に変化する」という特徴だったのです。

また、「散り際に淡い墨色になる」ということから、そのまま「淡墨桜」という名前の由来にもなったようですね。

つまり淡墨桜とは、つぼみのときは薄い桜色ですが、花が開花すると綺麗な白い色になっていき、その白い花が終わりを迎えるときには、えも言われぬ独特な淡い墨の色になって儚く舞い散っていく桜なのです。


出典:じゃぱたびっくす

 

天然記念物の淡墨桜は「日本五大桜」!?

淡墨桜は、ただ単に「薄黒く散りゆく、樹齢1,500年の巨大なエドヒガン桜」というわけではありません。

そう、淡墨桜が有名なのにも「ちゃんとした理由」があるのです。

まず、淡墨桜は国の「天然記念物」に指定されていますが、この「天然記念物の桜」とは日本国内でも限られた桜にしか指定されない、希少な称号でもあるわけです。

さて、そんな「天然記念物の桜」ですが、いったいどのくらい希少なのでしょうか?

実は、日本で天然記念物に指定されている桜は「たったの5つ」しかありませんので、それくらい「かなり希少」であるということです。

そして、このように天然記念物に指定されている桜を「日本五大桜」と呼び、次の5つが該当しています。

1. 「三春滝桜」(みはるたきざくら)
所在地:福島県田村郡三春町大字滝字桜久保296番地
樹齢:1,000年以上、種類:エドヒガン(ベニシダレザクラ)、高さ:12m

2. 石戸蒲ザクラ(いしとかばざくら)
所在地:埼玉県北本市石戸宿3丁目119番地 東光寺境内
樹齢:800年、種類:カバザクラ、高さ:12m

3. 山高神代桜(やまたかじんだいざくら)
所在地:山梨県北杜市武川町山高2763 実相寺境内
樹齢:1,800年以上、樹種:エドヒガン、高さ:13.6m(1922年のとき)

4. 狩宿の下馬ザクラ(かりやどのげばザクラ)
所在地:静岡県富士宮市狩宿
樹齢:800年、樹種:ヤマザクラ、高さ:11m(推定)

5.根尾谷の淡墨桜(ねおだにのうすずみざくら)
所在地:岐阜県本巣市根尾板所字上段995 根尾谷の淡墨公園内
樹齢:1,500年以上、樹種:エドヒガン、高さ:16.3m

つまり、淡墨桜は日本で5つしか存在しない、 「天然記念物の五大桜」ということになります。

また、この「日本五大桜」の共通点としては「大きな一本桜」という点ですが、この中でも樹齢が1000年を超えている、「三春滝桜」と「山高神代桜」、そして、この「淡墨桜」は、さらに日本の「三大巨桜」としても名を馳せているのです。

というわけで、淡墨桜はただの一本桜ではなく、「日本五大桜」と「三大巨桜」という「天然記念物タイトル」を2つ同時に掛け持ちしているくらい、「超有名な一本桜」だったということですね!

 

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淡墨桜は「根尾谷」にある!?根尾谷へのアクセスとは!?

「そもそも、根尾谷って住所はどこにあるの?」なんて思われる方も、けっこう多いのではないでしょうか?

それもそのはず、「根尾谷」という住所は正式には存在しておらず、実際は岐阜県の本巣市内にある、「根尾谷と呼ばれている河谷(かこく)」なのです。

ちなみに河谷とは、簡単に言えば「川の流れで浸食されて、自然に作られた谷」のことです。

つまり、根尾谷とは岐阜県本巣市内の河谷の名前というわけなのです。

また、「根尾谷の淡墨桜」の方が一般的で通じやすいと思うのですが、淡墨桜自体は根尾谷の中にある「淡墨公園」内にあるので、スポット名として「淡墨公園の桜」という場合も多いようですね。

というわけで、根尾谷という河谷があるのは岐阜県本巣市で、淡墨桜はその河谷の中にある「淡墨公園」の敷地内にそびえたっている、ということなのです。

 

いざ、根尾谷へ!淡墨公園の住所や交通情報!

さて、淡墨桜は根尾谷河谷の中の淡墨公園の敷地内にあるということまでは理解できたものの、実際にどうやって行ったらよいのやら、それを調べないと分かりませんよね?

そこで、淡墨公園について「とりあえず、たどり着くことはできるであろう情報」を、簡単にまとめておきましたので、参考にして頂けたら幸いです。

名称:「淡墨公園(うすずみこうえん)」
住所:〒501-1524 岐阜県本巣市根尾板所上段995
営業時間:24時間入園可能
入場料:完全無料
公共交通機関:電車(樽見鉄道樽見線)
最寄駅:「樽見駅(たるみえき)」
電車でのアクセス:「大垣駅」(JR・養老鉄道)から樽見鉄道で終点「樽見駅」まで
所要時間:約1時間

また、樽見駅から淡墨公園までは歩いて約15分です。

<各方面から大垣駅まで>
名古屋駅⇒大垣駅 JR東海道線・快速で約30分
米原駅⇒大垣駅 JR東海道線で約35分

<大垣駅から樽見駅まで>
大垣駅⇒樽見駅 樽見鉄道で約1時間
ただし、運行本数が少ないため注意しましょう。

 

車でのアクセス:高速道路出口から淡墨公園まで

<名神高速道路 岐阜羽島(ぎふはしま)IC>
ICから淡墨公園までの所要時間:約1時間20分
県道46号(北へ)⇒県道18号(西へ)⇒県道219号(北へ)⇒
県道23号(北へ)⇒国道157号(北へ)⇒淡墨公園に到着です。

<名神高速道路 大垣(おおがき)IC>
ICから淡墨公園までの所要時間:約1時間20分
国道258号(北へ)⇒国道21号(東へ)⇒県道23号(北へ)⇒
国道157号(北へ)⇒淡墨公園に到着です。

<東海北陸自動車道 岐阜各務原(ぎふかかみがはら)IC>
ICから淡墨公園までの所要時間:約1時間20分
国道21号(西へ)⇒県道23号(北へ)⇒国道157号(北へ)⇒
淡墨公園に到着です。

<東海環状自動車道 関広見(せきひろみ)IC>
ICから淡墨公園までの所要時間:約1時間20分
国道418号(北西進)⇒国道157号⇒淡墨公園に到着です。
ただし、道路幅がかなり狭いので大型車の通行は難しいです。

また、カーナビを利用する場合は「目的地」を付近の「根尾分庁舎」というように設定すると、淡墨公園付近まで行くことができるようです。

名称:本巣市役所 根尾分庁舎(旧:根尾村役場)
電話番号:0581−38−2511
住所:岐阜県本巣市(もとすし)根尾板所(ねおいたしょ)625番地1

さらに、この根尾の周辺には「ガソリンスタンドが1つしかない」うえに、「日曜は定休日!」らしいのです!

例えば、この周辺へ休日に来て「しまった!ガソリンがない!!」という状態に陥ってしまった場合には「ほぼジ・エンド」の可能性が高く、心の底から笑えない状況になるので根尾谷へ向かう際には、車のガソリンだけは「必ず満タン!」にしていきましょうね!

 

淡墨公園の駐車場エリア情報!トイレはあるよね!?

「淡墨公園にトイレはあるのかな?」って思う方もいることでしょう。

そう、「トイレって、公園にあるのは当たり前!」だと思って油断していると、結構なかったりする場合があるので、たしかに心配になりますよね?

でも、大丈夫です!淡墨公園にはちゃんとトイレありますから!しかも 6ヶ所も!

正確には、公園内に3ヶ所と駐車場内に3ヶ所の計6ヶ所です。

また、桜の見頃時期などでは、例年20万人以上も人が来るわけですから、淡墨公園では園外に「第一駐車場」から「第四駐車場」までの4区画分という、実に多くの駐車エリアを設けているのです。




出典:本巣市HP

とはいえ、駐車できる車の台数は結構シビアな数で、およそ 「700台」まで!

また、無料ではなく有料で、普通自動車は「1日500円」という料金が発生します。

※その他の料金は以下の通りです。
・バイク:200円
・マイクロバス:1,000円
・大型バス:2,000円

ただし、この淡墨公園の駐車場はどうやら市営の臨時駐車場らしく、料金徴収時間が 「午前8時から午後8時30分」という時間帯で行われるようです。

なので、あまりにも早く着いてしまった場合など、お金を払えずに無断駐車と間違われてしまっても「無理もない話」なので、早く着きすぎてしまった場合には「何かしらの言い訳」を前もって考えておき、ちゃんとお金を払いましょう!

また、この時間帯を応用して「お金を払わなくて済むかも!?」なんて、悪質なことを考えるのは犯罪行為につながる可能性があるので、一応言っておきますが「やめましょうね!」

というわけで、淡墨公園の駐車場はマナーとリールをしっかり守って使用しましょう。

ちなみに、この淡墨公園の付近にある他の有料駐車場は、「樽見駅」に一ヶ所だけありますが、他は見つけられませんでした。

なので、混雑時は宿泊先に車を置くなどして、「電車での移動」も念頭に入れておくことを強くおすすめします。

 

根尾谷の淡墨桜、近くの宿泊施設は?

というわけで、これまでの淡墨公園の周辺情報やアクセス状況などを考えると、岐阜県内の人や本巣市に近い方は車で日帰りできそうですが、それ以外の遠方の方には日帰りは「ちょっとキツイ!」のかもしれません。

そこで、淡墨公園になるべく近い距離の宿泊施設をいくつか調査してまとめてみました。

1.旅館「根尾 住吉屋」


出典:根尾 住吉屋

1人あたりの料金設定:平均12,000円
淡墨公園からの距離:驚愕の600メートル!
(淡墨公園唯一の1km以内の宿)
部屋の広さ:和室で6畳~12畳
食事:朝食も夕食も両方あり
利用人数:1人~3人
支払い方法:クレジットカード/現金
子供料金設定:有り
特記事項:部屋内にトイレと風呂はなく、トイレは共用型

清流「根尾川」の岩魚である「アマゴ」がおいしくいただける「根尾 住吉屋」は、淡墨櫻公園まで最短の宿としてもかなり有名です!朝から夜まで、何回でも納得ゆくまで淡墨桜と戯れたい方におすすめです!

「根尾 住吉屋」所在地:岐阜県本巣市根尾市場127
お問い合わせ:0581-38-2008
詳しいプランはHPで!:根尾 住吉屋

2.「うすずみ温泉 四季彩館」



出典:うすずみ温泉 四季彩館

1人あたりの料金設定:平均15,000円
淡墨公園からの距離:3.6km
部屋の広さ:洋室、和室と両方あり、ともに6畳~12.5畳
食事:朝食も夕食も両方あり
利用人数:2人~6人以上
支払い方法:クレジットカード/現金
子供料金設定:有り
特記事項:チェックイン15:00、チェックアウト10:00
全室に「浴室とウォッシュ付洋式トイレ」完備

淡墨公園からの距離は約3.6km、ほんの少しだけ遠い気もしますが、実際は「樽見駅」から淡墨公園までの距離と比べて「そこまで大差はない!」ので、歩いても30分くらいだと考えられますから、物見遊山にふけながら歩いていけば、淡墨公園に苦も無く到着できることでしょう。

また、うすずみ温泉 四季彩館はその名前の通り温泉宿としても有名なので、淡墨桜を観終わったあとに、豊かな森の木々と満天の星空に囲まれながら、色々な特色ある「お湯」に浸かって、日々の疲れを癒されてはいかがでしょうか。

「うすずみ温泉 四季彩館」所在地:岐阜県本巣市根尾門脇422
お問い合わせ:0581-38-3678
詳しいプランはHPで!:http:うすずみ温泉 四季彩館

3.「谷汲温泉 料理旅館 立花屋」



出典:谷汲温泉 料理旅館 立花屋

1人あたりの料金設定:平均12,000円
淡墨公園からの距離:11km
部屋の広さ:和室で6畳~18畳
食事:朝食も夕食も両方あり
利用人数:1人~6人以上
支払い方法:クレジットカード/現金
子供料金設定:有り
チェック時間帯:イン15:00、アウト11:00
特記事項:基本的に「部屋内に浴室とトイレはない」とされていますが、実際に立花屋さんに確認したところ、「トイレがある部屋もちゃんとありますよ!」とのこと。つまり、「トイレなしの部屋」と「トイレありの部屋」で2種類あるようです。
ただし、予約時に「トイレ付の部屋は空いていますか?」と確認しないと、トイレのない部屋になってしまう可能性もあるので注意が必要ですね。

個人的には、かなりおすすめの旅館でもある「谷汲温泉 料理旅館 立花屋」は、代々受け継がれてきた「ここでしか味わえない郷土料理」で有名な旅館。山里の豊かな自然の中で育まれた豊富な食材を厳選し、旬と味覚の融合を最大限に引き出した郷土料理はまさに超絶至極の味わい!とのことです。

「でも、目的が淡墨桜なのに、ちょっと遠いよね?」と思われる方もいることでしょう。

たしかに、実際では淡墨公園まで11kmという距離ですが、考え方によってはそれでもそんなに苦行の多い道のりではないようですよ。



出典:谷汲温泉 料理旅館 立花屋 アクセス

実は、「立花屋」から最寄駅の「谷汲口駅(たにくみぐちえき)」まで約4.6kmという距離ですが、これは車で約11分、徒歩でも40分くらいの時間で到達できる距離なのです。

「谷汲口駅」まで着いたら、あとは電車で30分ほど揺られて「樽見駅」まで行けば、そこから歩いて20分ほどで淡墨公園に到着できるという仕組みです。

つまり、樽見鉄道樽見線に乗れば徒歩でもおそらく2時間以内には淡墨公園に着ける、ということのです。

「え!?歩く時間が長くない?」って思うかもしれませんが、素直に言うなら「そのくらいは少し頑張りましょうね!」ということです。

ちなみに、地図上では立花屋の近くにもう1つの最寄駅である、同じ樽見線の「神海駅(こうみえき)」があります。

しかし、この神海駅は立花屋からだと「谷汲CC」というゴルフ場と山があるので、距離的に見て単純に近いように思えますが、直接的にたどり着く道が「ほぼ皆無」なのです。

よって、谷汲口駅に向かう道が最短距離となりますので、神海駅にたどり着く前に谷汲口駅についてしまうのです。

というわけで、立花屋からは「どこへ行くにしても最寄の駅は谷汲口駅」という風に憶えておいてくださいね。


「谷汲温泉 料理旅館 立花屋」所在地:岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積311
お問い合わせ:0585-55-2121
詳しいプランはHPで!:谷汲温泉 料理旅館 立花屋

さて、こんな感じで淡墨公園の近くの宿泊施設を紹介させていただきましたが、実際には他にも「グリーンホテル 小松屋」というホテル「神明温泉 湯元すぎ嶋」という旅館など、岐阜県には様々な素晴らしい宿泊施設が数多く存在しています。

しかし、今回はあくまで「淡墨公園からの距離を考えて!」のことなので、淡墨公園から近くても20km近く距離がある宿泊施設様には、大変申し訳ありませんが、今回は割愛させて頂くことをご了承頂けたら幸いです。

 

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枯死寸前の淡墨桜を救い出した!?そんな「男性と女性の物語」とは!?

ところで、冒頭でも少し触れましたが淡墨桜は、枯死(こし)寸前に追い込まれたことが何度かあるようです。

でも、そんな状態だった淡墨桜は、どうして今日まで生き長らえることができたのでしょうか?

それは、枯死寸前の淡墨桜を蘇らせた「ある男性」と、その後も迫りくる淡墨桜の危機に対して全力で立ち向かった「ある女性」が、ともに尽力して淡墨桜を救ってくれたおかげだったのです。

「でも、一体そんなスゴイことをしたのは、どんな方々なの?」って気になりますよね?

というわけで、淡墨桜を蘇らせた「前田利行」さんと、淡墨桜の危機に尽力した「宇野千代」さんについて、簡単に紹介していこうと思います。

 

枯死寸前の淡墨桜を蘇らせた男「前田利行」とは!?

戦後間もない1949年(昭和24年)3月のある日のこと、前田利行さんは植木職人と数人の大工を引き連れて淡墨桜の再生に挑みました。

もともとは、歯科医師だった前田さんはこのとき既に77歳という高齢で、なおかつ病気のしやすい体質であったため、看護師も同行させながら約1ヶ月もの過酷な作業に身を投じたのです。

歯科医師時代から独学で樹木について学んでいた前田さんは、「枯死寸前の樹木を蘇らせる技術を所持していた」ということでも有名でした。

また、当初は「植木職人ほどの知識がある」というわけではなかったようですが、自身が常に行っていた「歯の根の治療」と「木の根の治療」には通じるものがあったのでしょうか。

もともと「盆栽は好き!」という前田さんは、すぐに「樹木再生の理」を会得し、幾度となく「瀕死の梅の木」などを再生させたことから、いつのまにか周囲では「前田さんは歯医者ではなく“樹医”だ!」とまで言われるようにまでなっていたようです。

そんな前田さんが、淡墨桜に行った処置もかなり有名なようで、それは「勢いが衰えていた淡墨桜の根を238本切り取って、そこに若くて健康な根を同じ数だけ接木する」というかなり過酷な処置。

まずもって、幹の周囲がゆうに10mの巨木、そんな巨木の根の範囲を掘るだけでも極めて大変なのに加えて、そこに新たに若木の根を接木していくわけですから、これほど凄惨な作業はありませんよね。

さらに、このとき前田さんは「もしもこの淡墨桜を生き返させることが出来なかったら、腹を切って果てよう!」という壮絶な覚悟を持って、淡墨桜の再生に臨んでいたようです。

そして、結果は大成功!

前田さんのおかげで、淡墨桜は作業の翌年に見事なまでの「奇跡の大復活!」を遂げたのでした!

黒澤明監督の有名映画「赤ひげ」で、三船敏郎が演じていた「新出去定(にいできょじょう)」のような容姿、その人柄もまさしく赤ひげ先生のようで「貧しい人からは歯の治療代を一切受け取らなかった」という前田さん。

そんな優しい樹医「前田利行」が、淡墨桜の再生に取り組んでくれたからこそ、淡墨桜は今日のように「生きている!」のではないでしょうか。

なお、前田さんはこのあと、淡墨桜が見事な復活を遂げて16年後の1966年に、94歳という長き人生に幕を閉じてしまうわけですが、そんな前田さんの淡墨桜を復活させた伝説は、「生きよ淡墨桜」という書籍にもなっているほどなのです。

淡墨桜の復活の立役者「前田利行の伝説」は、未来永劫、人々に語り継がれていくことでしょう。

 

迫りくる淡墨桜の危機を全力で訴えた女流作家「宇野千代」とは!?

前田利行が淡墨桜を復活させてから9年の歳月が過ぎた、1959年(昭和34年)9月頃の話です。

「伊勢湾台風」が名古屋を中心とした東海地方全域に襲来、この時に淡墨桜にも甚大な被害が及んでしまいました。

淡墨桜の太い枝から小枝は、台風の影響でほとんど折れてしまい、淡墨桜は見るも無惨な姿に成り果ててしまったのです。

当然、すぐに「支柱を増やして肥料を与える」など、淡墨桜への措置をしましたが、それでも残念なことに淡墨桜が回復する兆しは、この時点では見受けられませんでした。

しかし、その8年後の1967年4月のある日、女流作家である「宇野千代」が淡墨桜のもとへ訪れました。

その凛々しさを失いながら、痛々しくも写る薄墨桜に心を打たれた宇野さんは、同年に発売したグラビア誌「太陽」に、その心の内を発表したのです。

ところで、この女流作家「宇野千代」って一体どのような方なのでしょうか?

宇野千代さんは、大正、昭和、平成という3つの歴史をまたにかけて活躍した小説家で、編集者や着物デザイナー、実業家といった「いくつもの顔を持つ才女」として有名なお方です。

また、そんな才女である宇野千代さんの「波乱に満ちた結婚遍歴」はとくに有名で、有名作家や有名画家との恋愛を繰り返すその壮絶な生涯は、自身の作品の中でも描かれています。

そんな、作家としては既に成功を治めていた宇野千代さんは、このときに当時の岐阜県知事である平野三郎氏に次のような書簡を送っていたのです。

「淡墨桜が朽ちることのないよう、きちんと対応してくださいね!」と。

すると、すぐさまこれに応えようと県知事である平野さんは、その翌年4月に淡墨桜を視察して、岐阜県文化審議会に淡墨桜の保護を強化するように指示したのです。

県知事に言われて、あせった文化審議会は岐阜大学の高尚で優秀な教授に依頼をしました。

その結果、教授は淡墨桜に対して次のようなことを当時の村人に指示しました。

・幹の周辺の根をしっかりと保護すること。
・枝を守る支柱を増やして、幹の白カビを削ること。
・淡墨桜にもっと肥料を与えること。

当時の村人たちはこれらをきちんと実行して、淡墨桜の枯死の危機を防いだのでした。

また、このことを機に国や岐阜県は「これらの作業に補助金を交付する!」とちゃんと決めたことで、人日はより一層一丸となって、現在のように「淡墨桜の保護を徹底した形」を作りあげたのです。

そして、これらの作業は今もなお、淡墨桜の保護策や再生策として実施されています。

つまり、現在のように淡墨桜が淡墨公園で孤高にも気高く咲き誇り、人々に圧倒的な自然の力を学ばせることができるのは、この宇野千代さんのおかげなのです!

宇野千代さんが、もしもあのとき県知事に訴えなければ、今日の淡墨桜を観ることさえできなかったことでしょう。

そんな宇野千代さんですが、作家として「薄墨の桜」という小説を執筆して世に残しています。

自身の作品に残すほど、宇野千代さんにとって当時の衰えた淡墨桜の姿は印象的だったのでしょう。

98歳という長い人生の幕を閉じて、既に故人となってしまった「女流作家 宇野千代」ですが、淡墨桜を更なる危機から救った功労者であることから、彼女の忌日(きにち)は「薄桜忌」と名付けられたようです。

このように、淡墨桜の危機は2人の男性と女性、「前田利行」と「宇野千代」によって「2度も救われていた!」のです。

というわけで、根尾谷の淡墨桜にはこの2人の思いを受け継いで、いつまでもずっと生き続けて欲しいかぎりですね!

 

まとめ

さて、今回は根尾谷の淡墨桜のお花見情報と淡墨桜についてでしたが、いかがだったでしょうか?

遠出をする時に気を付けているつもりでも、ついつい見落としがちな「ガス欠!」、これを根尾谷周辺でやってしまと致命傷になることや、淡墨公園から少し遠めの宿泊施設からでも淡墨桜を観に行ける点などを、参考にしていただけたら幸いです。

根尾谷の淡墨桜は、ただの天然記念物ではなく、その歴史の中には様々な人の願いが込められているのです。

そんな、観る人を心から魅了する淡墨桜、ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

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